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外壁塗装の塗料の種類 [基礎知識]
外壁塗装の塗料には種類がありますが、「おすすめの塗料は何？」というところが一番気になるところかと思います。
結論から言うと一番オススメの塗料は「シリコン塗料です」。
理由は「日本の外壁塗装の塗料として最も使われている塗料」だからです。
では、本当にシリコン塗料がいいのか？
少し詳しく説明したいと思います。
■塗料のグレード
1：アクリル
2：ウレタン
3：シリコン
4：フッ素
塗料のグレードは4種類あります。
アクリル＜ウレタン＜シリコン＜フッ素という順に耐久年数が高く、価格も高くなるのが特徴です。
■耐久年数
では耐久年数について比較すると以下のようになります。
1：アクリル 5～7年
2：ウレタン 8～10年
3：シリコン 10～15年
4：フッ素 12～15年
外壁塗装の塗料には「シリコン塗料がオススメ」と言う理由について、ここまでをまとめると・・
グレードは上から2番目で10～15年の耐久性があり、塗料の価格も安くはないが特別高くもない。
日本人が好きな「中の上」ってところでしょうか。
■塗料の選び方
シリコン塗料が最もポピュラーなのはわかった。ではグレードはシリコン塗料にするとして後は何を選べば良い？
ここまでで紹介したのは塗料の「グレード」と「耐久年数」です。
では、グレードを選んで耐久年数がそれに見合っていれば、あとは気にしなくてもいいのか？
そうではないので、以下を参考に外壁塗装の塗料を選ぶ基準にしてみてください。
知識として知っておけば、業者との話もスムーズですし足元を見れれることも少なくなります。
□グレード
グレードについては既に説明したので割愛します
□色
これは好みや周りの外観とのバランスもありますので、個人の選択ということになってくるでしょう
□溶剤の種類
塗料には「水性」と「油性」があります。
「水性」は臭いが少なく価格も安くて保管もしやすい。しかし油性に比べて耐久性が劣り塗りにくいので業者によっては「水性」をオススメしない外壁塗装業者もあるようです。
「油性」は耐久性があり塗りやすいので「塗ムラ」も少ない。半面、臭いがキツく空気が混入しないようしっかり保管する必要があり、水性に比べると価格も割高です。
□付加価値
塗料を選ぶ際に以下の付加価値を望むのか？気にしないのかで変わってきます。
これは外壁塗装をすることで何を期待するのか？目的を明確にする必要があります。
・断熱：夏は涼しく冬は暖かく
・遮熱：暑い夏の日差しによる温度上昇を防ぐ
・光触媒： 感染症対策に効果的で外壁塗装にも使用されています
・防水：雨漏りやカビなどを防ぎます
細かいことを言えば、塗料を選ぶ際に決めていくべきポイントは他にもありますが、ひとつ提案するとしたら「予算ありきで決めないことです」。当然外壁塗装をするにあたって予算はあるでしょう。
最近は火災保険で外壁塗装ができたり、地域自治体の助成金を活用することで比較的費用を抑えて外壁塗装ができます。
「どんな雰囲気の外観にしたいのか？を優先順位としては1番で構いませんが、塗料のグレードや塗装に求める付加価値などもある程度は決めておいた中で、業者と打ち合わせをしてくことで理想の外壁塗装が実現できるでしょう。
そのためにも、複数の業者から見積もりを取り比較し検討することをオススメします。
外壁塗装の業者によって「オススメの塗料」が違います。これは業者都合でその塗料をオススメする場合と、顧客の希望に応じて塗料をすすめてくる場合の2パターンがあります。
そのためにも、複数の外壁塗装業者から見積もりを取って比較することが重要です。
タグ：外壁塗装
外壁塗装にかかる期間ってどのくらい？ [基礎知識]
外壁塗装工事にかかる期間は平均で約2週間です。
【外壁塗装にかかる期間と塗装工事に最適な時期や季節とは？】
外壁塗装工事の流れは以下の通りです。
1：近所への案内や挨拶、準備
2：足場の設置
3：高圧洗浄による外壁の汚れ落とし
4：下地処理
5：下塗り
6：中塗り
7：上塗り
8：最終確認
9：足場撤去と清掃
また、外壁塗装の工事を行う時期や工事に最適な季節があります。
外壁塗装工事が必要か？の判断は様々ですが外壁に「ヒビ」が入っていたり塗装が「剥がれ」ていたら外壁塗装の時期の目安です。
チョーキング現象も外壁塗装のタイミングでもあります。チョーキングとは塗料の耐久性がない状態ですのでそのままにしておくことで塗装だけではなく外壁の雨漏りや下地に良くない影響を直接受けることにもなりかねません。
外壁塗装工事を行う季節として最も適しているのは「春」と「秋」です。
この季節は評判の優良な外壁塗装業者は予約で埋まる可能性が高いので、早めに塗装業者に相談し春や秋の季節に外壁塗装を予約できるよう少し早めに業者探しを始めることをオススメします。
